第81回 GISフォーラム東京

1. 概要
2. 挨拶
3. プログラム
4. 会費
5. お申し込み

GIS　フォーラム会員の皆様、ビジターの皆様、本年を締めくくるGIS フォーラム（第81回目）が  近づいてきました。今回は、クラウド時代における航空会社のITの発展と挑戦について学びたいと思います。

今、世界にある業界の中で一番IT化が進んでいるのは航空業界ではないでしょうか。

1959年、アメリカンエアラインのSABREが最初にSOPによって設計 されていった逸話からEAの本質を学びました。

カットオーバーしたのは1964年4月。10月までの6か月で開発投資分を全て回収したという   最初のProfitメーキング　IT プロジェクトとして、世界の注目を浴びたプロジェクトです。これに    チェックインシステムが加わり、連絡精算業務、運航計画、フライトシミュレーション、クルースケジューリング、メンテナンス、購買・資産管理、貨物管理、人事、給与など順に作り上げられました。

一方、世界では今、クラウドの時代と騒いでいますが、実はエアライン予約業務の世界では、このデータセンターでの集約化はずっと以前から進化しています。

この移行のモデル、スピード、Pro & Conを追及することは、他の業界でクラウド時代を考えるプロトタイプではないでしょうか。

　Market Share 

SABRE(AA, Cathay Pacific, Singapore, China, + Travel Services        30%)

Galileo(UA, Air Lingus, Air Canada, Alitalia, Swiss, TAP Portuguese  25%)

Amadeus(Air France, Iberia, Lufthansa, SAS, + Travel services+;;     35%)

Worldspan(DELTA, Northwest, Trans World   　　　　　　　　　         10%)

今回は、元IBM英国のエアライン ディレクター　John　Maddison氏に来日して講演していただきます。

日本からは、全日本空輸(株) 業務プロセス改革室　企画推進部 部長 新郷 雅史 氏に『全日空のIT戦略と挑戦』、日本アイ・ビー・エム(株)からは、GBS事業 流通セクター コンサルティング＆SI　アソシエート・パートナー 梶原 正彦 氏に『IBMの航空業界へのIT戦略と挑戦』 、そして元(株)ＪＴＢ 取締役 最高情報責任者（CIO） 佐藤 正史氏からは『JTBのTPFのオープン化の  挑戦』をお話ししていただき、パネルディスカッションで締めくくります。

18:50からは少し早い例年のクリスマスパーティー「Christmas & Farewell Party 2012」でお楽しみいただきます。正メンバーの方は、パートナー・アシスタント・秘書の方を御お一人様ご招待させて  いただきますので、是非お連れになってご出席ください。

第1部はお席に限りがございますので、お早めにお申込みください。

東京アメリカンクラブでお待ち申し上げております。

以 上

京都大学 ITアドバイザ 兼 非常勤講師 ／ 信州大学経営大学院 客員教授

一般社団法人 ＣＲＭ協議会 会長

オープン・グループ 日本代表・会長

グローバル情報社会研究所(株) 代表取締役社長 藤枝 純教