≪ReGIS & CRM協議会共催フォーラム≫
第57回 GISフォーラム東京 / CRM協議会エグゼクティブForum Tokyo 2007
テーマ | 『顧客中心主義経営』 |
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主催 | グローバル情報社会研究所(株) |
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協賛 | エンプレックス(株) |
協賛 | コグノス(株) |
協賛 | マイクロソフト(株) |
日時 | 2007年7月12日(木) |
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第1部 | 13:30--18:15(13:00より受付) |
第2部 | 18:20--20:20(18:00より受付) |
会場 | 東京アメリカンクラブ (東京都港区麻布台2-1-2) MAP |
第1部 | 4F Ball Room |
第2部 | 3F Mt. Vernon & Monticello |
ご挨拶
経営トップの皆様、経営企画・営業・マーケティング部門・経理・情報システム本部のご担当役員の皆様、また、金融・小売・卸売・医薬品・製造販売・商社・家電・情報・ 産業機器製造・販売、運輸ロジスティック・サービス産業担当の幹部の皆様、企業の皆様、日頃からお客様対応・営業活動ご苦労様です。あなたのお客様が、今また将来、何を望んでおられるかをどう的確に捉え、分析し、それに対してタイムリーに、最小のコストでどう応えるかがマーケティングマネジメントの生命線です。
日本の"スケールの小さいコストのかかる多重多層の営業・流通構造をどう変えていくのかというマーケティング戦略とマーケティング科学の欠如"が言われて久しい。構造が複雑で あればあるほどITによる解決;CRM(Customer Relationship Management)の最適化が必要不可欠ですが、これはCIOだけの問題ではなくCEOの問題なのです。この問題を棚上げにしてきた長い日々のマイナスの"つけ"が、コレステロールのように累積されてきたという自覚が 今の経営者には必要なのです。
日本はモノ創りで世界をリードするイノベーションテクノロジーを育ててきました。戦後まもなく工場や物流センターやオフィスのコンピュータ化への積極投資と、エンジニア経営者たちの積極的なグローバル営業の努力で、高品質で安価な軽薄短小マーケットを始めとし、最近では自動車まで世界を追い上げてきたが、80年"Japan As No.1"と煽てられ、国内では土地投機に火をつけ、バブルとなり、91年に破裂、官民とも右肩上がりの無謀な過剰投機・投資等の結果、複合不況・不良債権消化の10年の間、人員も生産設備も投資は縮小され、営業は人員と経費を削られるだけでなく、経営者マインドが全く後ろ向きの時代が続き、世界から大きく離されました。
とくにマーケティングや顧客支援、SE開発サービスなど人的資源中心分野でのコストダウン案は、パッケージ化かアウトソーシングしか残らず、グローバルにビジネスを展開している企業は、外国の安い労働力に工場やセンターをアウトソーシングして成功しているが、国内ビジネス中心の企業は日本語・日本人しか使えず、国内へのアウトソーシングでは同じ品質でコストに 差は出しにくい。国内ビジネス中心企業のただ一つのコストダウンの方法としては、下請けや外注へ安い値段で押し付けるしかなく、一方、下請けも含めて、能力のあるSEにはワークロードが集中し、これもモラルが下がり、15年前の夢のITプロのイメージは3Kのオペレーター的イメージに成り下がり、将に、ITビジネスは疲弊するしかなかったというのが、 この2年前までの現状です。
今、顧客に向かって、自社の営業・マーケティング組織だけでなく、社外パートナー組織を 含めてどうEnd To Endにeシステム化し、社内のビジネスプロセスが出来ているかの点検が、営業の活動管理や事務の自動化を達成させるより、重要な顧客中心経営の優先課題でありましょう。ITの進化によってOne To One マーケティングに始まり、SFA(Sales Force Automation)、CRMからチャネルを含めたコラボラティブCRMの時代になり、コンピュータや自動車まで巻き 込んだデザインTo ビルド時代の到来を可能にする、WebサービスやJavaの技術がサポートできるまでになり、真の意味でのサービスオリエンテッドアーキテクチャー(SOA)の時代に到達しつつあります。しかし問題は是をどう使いこなし、明日からどうするのか? 即ち、マーケティングマネジメントが出来ていないのです。日本のマーケティングの位置づけも質も量もあまりに低すぎます。
そこで、日本再生への期待を込めて顧客接点のナレッジベースであるCRMのあり方、BI(ビジネスインテリジェンス)との接点、日本的経営と世界をテーマに、オープニングは、中小企業庁経営支援部長の松井 哲夫氏のご挨拶で始まり、世界的CRM業界のオピニオンリーダー、30万人のサブスクライバーを25カ国に持つCustomerThink.com(旧名 CRMGURU.com)の創立者で、私の 長年の友人であり、CRM協議会のパートナーでもあるBob Thompson氏と日本のCRMユーザー代表としてCRM協議会・会長の大星 公二 氏 <(株)ジェムコ日本経営 特別顧問、元(株)NTTドコモ会長>および、"お客様は神様だ"を追及する松下電器産業から"ボイス オブ カスタマー"を 実践されている星出 千里女史を招き、BI界の世界トップのCOGNOS社より、コグノス(株) 営業統括本部 マネージャー 菅野 豊氏、CRMサービスを展開し始めたMicrosoft社より、マイクロソフト(株) 本部長 御代 茂樹 氏、エンプレックス(株) 代表取締役社長沢登 秀明 氏を迎え、 CRM協議会からCRM18年の門倉 純一氏(CRM協議会専務理事)やIBM10年のSEの後小売業界のCRMのマネージャー25年のトップコンサルタント 古林 宏 氏(CRM協議会グローバルリサーチ部会長)、CRM協議会 阿部 利直 事務局長ら、論客による顧客中心主義経営のパネルを通して、フォーラム参加者からの質問・議論と、CRMやBIに顧客中心経営をフォーカスした『第57回GISフォーラム東京』を企画致しました。
米国からのビッグな講演者やパネラーとともに、ユーザーとしてCRM利用の現状と問題点、CRM による経営革新、eマーケティングの最先端を一日フルに勉強してみませんか。
不景気脱却のための設備投資が1周目なら、今は2周目に入り、中長期を追い上げるためには、何といってもマーケティングから入り直し、そしてオペレーションの営業管理強化の3周目に 向かうのです。営業は芸術だ!というのも事実ではあるが、芸術も科学に裏付けされている。
つまり"CRM"の顧客中心原理主義からみた総点検の実践が、われわれの主張です。
東京アメリカンクラブにて営業とITと経営に関心のある皆様をお待ちしています。 以 上
信州大学 経営大学院 客員教授 / 京都大学 講師
CRM Association 理事長 / オープン・グループ 日本代表・会長
グローバル情報社会研究所株式会社 代表取締役社長 藤枝 純教
2007年7月12日(木) 第1部 |
<第1部> 東京アメリカンクラブ 4F Ball Room |
13:30--13:40 |
オープニング ご挨拶; |
13:40--14:30 |
『欧米のICT最新事情と顧客中心主義経営(CCRM)』 |
14:30--15:40 |
『30万人のCRMポータル CRM GURU創設者が語る世界のCRMの潮流』 |
15:40--15:50 |
休憩 |
15:50--16:10 |
『ドコモの経験から学ぶ』 |
16:10--16:40 |
『松下電器産業(株) ? CRM 2006 ベストプラクティス賞 グローバル展開・モデル』 |
16:40--18:00 |
【パネルディスカッション】 |
18:00--18:15 |
クロージング&次回フォーラムご案内 |
18:15 |
第1部 終了 |
2007年7月12日(木) 第2部 |
<第2部> 東京アメリカンクラブ 3F Mt. Vernon & Monticello |
18:20--20:20 |
【GISフォーラムメンバー&CRM協議会メンバー&ビジター |
第1部 | □ GISメンバー (\5,250) □ OPEN GROUP メンバー(\5,250) □ ビジター (\52,500) |
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第2部 | □ GISメンバー (\6,300) □ OPEN GROUP メンバー(\6,300) □ ビジター (\18,900) |
お申込締切 | 2007年7月5日(木)まで |
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お申込先 | FAX: 03-5361-3123 e-Mail: forum2@re-gis.com GIS FORUM 事務局 小野まで |
お問合わせ先 | GIS FORUM Office Ritsuko Ono TEL:03-5360-8300 |
ビジターのご参加者の方には、請求書を郵送いたします。
*キャンセルは7/6 (FRI) 13:00 までに下記事務局へご連絡をお願い致します。
尚、それ以降のキャンセルは請求書が有効でございますので、よろしくご了解ください
ます様お願い申し上げます。