テーマ | 『企業システムから社会システムに向かうネットセキュリティへの挑戦-2007』 -- SOA時代のセキュリティ -- |
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主催 | グローバル情報社会研究所(株) |
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共催 | The Open Group (米国) |
協賛 | (株)シマンテック |
日時 | 2007年12月6日(木) |
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第1部 | 13:30--18:10(13:00より受付) |
第2部 | 18:15--20:00(17:45より受付) |
会場 | 東京アメリカンクラブ (東京都港区麻布台2-1-2) MAP |
第1部 | 4F Ball Room |
第2部 | 3F Mt. Vernon & Monticello |
ご挨拶
企業経営者・情報システム部門管理者・経営企画・業務改善・新規事業・営業企画・セキュリティ関連政策担当者の皆様!世界は将に、オープン化し、グローバル化し、いつでもどこでも仕事が出来るだけでなく、感じあえる事も出来るグローバル情報化社会・ユビキタスな知価社会に向かって急速に展開しつつあります。
企業では、何か新しく特別に加工されたデータやプロセスが欲しい時、それを一から新たに作成するのではなく、あるものを使いこなして結果を得られるサービスが社内からも社外からも求められています。これが今、SOA【サービスオリエンテッド アーキテクチャ】時代の到来といわれているものです。
そのために、規範のソフトウェアは、オープンで、外部からの新しい仕事の要求を何時でも何処でもダイナミックに受け入れられなければなりません。
但しこれは、ハッカーやサイバーテロの格好のターゲットを提供することにもなります。
それを防ぎながら、オープンでユビキタスな体制をいかに作るかが、SOA推進の前提条件となっています。そのためにはディレクトリだけでなく、それぞれのデータのプロパティにも、複数の レベルで独立管理されたセキュリティやプライバシーの条件を組み込み、アクセスを受け入れたり、拒否したりできる仕組みで管理しなければなりません。
昨年12月、GISフォーラムに協賛のサン・マイクロシステムズ社の会長で講演者だった Scott McNealy氏や、今回協賛のシマンテック社 CEOのJohn W. Thompson 氏が、Network社会の最重要課題はオープンとセキュリティであると私に語っており、オープン・グループに トップタレントを送り込んできました。
シマンテック社から新進気鋭の論客、グローバル・ソリューション バイスプレジデント Jose Iglesias氏に、『第59回GISフォーラム東京』で講演していただくことになりました。
13:30からのオープニング・スピーチは、経済産業省 商務情報政策局 情報セキュリティ政策室室長の三角 育生氏にお願いしました。私は"オープン・グループと欧米のeビジネス最新事情(2007年10月~12月)とSOA時代のセキュリティ・システムの展望-2007"を報告し、続いてJose Iglesias氏から"シマンテックのセキュリティ&データセンターソリューション(仮題)"について特別講演をいただくことになりました。
日本からの論客は、"NEC セキュリティ・テクノロジとソリューション"と題して日本電気(株) 執行役員常務 寺尾 実氏と、"ICカードのセキュリティの現状と今後の展開上の課題" と題して(株)日立製作所 スマートカードビジネス部 主任技師 畠中 祥子女史にお願いします。
最後は、Iglesias氏、寺尾氏、畠中女史とともに、日本のシマンテック社からソリュー ション開発室 室長 有吉 純氏に入っていただき、私がコーディネートして、パネルディスカッションと皆様との質疑応答を行います。当初、コンシューマ・セキュリティが90%の会社から データ管理を含めて、エンタープライズ・セキュリティ・マネジメントの売り上げ70%の会社にシフトしてきた企業で、セキュリティ管理NO. 1のシマンテック社の動きは、将にセキュリティビジネスの動向を現しています。
エンタープライズ セキュリティの入り口の外部攻撃対応は必須なれど、80‐90%以上の脅威は外部ではなく社内のセキュリティ管理で、この対応こそ最大の課題です。
社内対応は、ビジネスフロー管理と社員役割管理とデータ管理を、企業ごとのセキュリティ・ ガバナンス・ポリシーに合せて、オペレーショナルに規格化し管理することです。
その中で、何が難しいか? それは先ずポリシーの確立であり、その明確な定義と更新こそが 最大の問題で、それが無ければ何も進みません。
そのためには、ビジネスプロセスのアーキテクチャがいかなる変更にも対応できるように設計 されなければならない、ということがわかってもらえれば成功でしょう。
この機会に、下記の企業情報セキュリティ7つの課題を、日米のトップから学び取ろうでは ありませんか。
① データの飽くなき増大とスパム、セキュリティ事故 やデータロスの近況
② ID(Identification)の技術的方向、BIOはどこまで?
③ 査証、オーセンティフィケーションの仕組み、暗号化の現状と将来
④ データ・ファイル生成管理とアクセス管理、外部および、内部への不正アクセスへの防御・予防・臨検・IT対応・法的対応
⑤ プライバシーと公的な開示責務のバランス
⑥ ①から⑤までを組み入れ、企業のゴールに対して満足できるセキュリティ・ポリシーを 作り上げ、組み込み、フォーマル・メソッドでその整合性を証明し、そのポリシーに 基づいて総合的 エンタープライズ・セキュリティ・ガバナンスシステムを構築
⑦ セキュリティのあるビジネス・システムをオープンなエンタープライズ・アーキテクチャ(TOGAF)でいかに設計し固められるか
「いや、違う」という方、大歓迎です。ぜひ、議論に参加してください。
GISフォーラムのメンバー各位、オープン・グループのメンバー各位、またGIS フォーラム・コミュニティーの皆様、師走のご多忙中ではありますが、ご自身はもちろん、5年10年後グローバルにチャレンジできるCIO・CTO候補者たちの養成プログラムとして、欧米のITのトップ管理者や技術者らと直接会い、意見を交わせる機会のあるGIS フォーラムにぜひご参加ください。
尚、今回の第2部は、2007年の締めと、今年いっぱいで取り壊される東京アメリカンクラブ (麻布台)とのお別れ会、そして少し早い「Christmas Party」も兼ねます。正メンバーの秘書の方一名を1・2部とも無料にてご招待させていただきますので、早めにお申し込みください。
東京アメリカンクラブでお待ちしています。 以 上
信州大学 経営大学院 客員教授 / 京都大学 講師
CRM Association 理事長 / オープン・グループ 日本代表・会長
グローバル情報社会研究所株式会社 代表取締役社長 藤枝 純教
2007年12月6日(木) 第1部 |
<第1部> 東京アメリカンクラブ 4F Ball Room |
13:30--14:00 |
オープニング・スピーチ |
14:00--14:50 |
『欧米のeビジネス最新事情(2007年10月~12月)とセキュリティ・システムの展望』 |
14:50--15:50 |
『シマンテックのセキュリティ&データセンターソリューション(仮題)』 |
15:50--16:00 |
休憩 |
16:00--16:30 |
『NEC セキュリティ・テクノロジとソリューション』 |
16:30--17:00 |
『ICカードのセキュリティの現状と今後の展開上の課題』 |
17:00--18:00 |
【パネルディスカッション & ご参加者の皆様との質疑応答】 |
18:00--18:10 |
クロージング&次回フォーラムご案内 |
18:10 |
第1部 終了 |
2007年12月6日(木) 第2部 |
<第2部> 東京アメリカンクラブ 3F Mt. Vernon & Monticello |
18:15--20:00 |
<<GISフォーラム & オープン・グループ メンバー & ビジター ジョイント |
第1部 | □ GISメンバー (\5,250) □ OPEN GROUP メンバー(\5,250) □ ビジター (\52,500) |
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第2部 | □ GISメンバー (\6,300) □ OPEN GROUP メンバー(\6,300) □ ビジター (\18,900) |
お申込締切 | 2007年11月29日(THU)まで |
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お申込先 | FAX: 03-5361-3123 e-Mail: forum2@re-gis.com GIS FORUM 事務局 小野まで |
お問合わせ先 | GIS FORUM Office Ritsuko Ono TEL:03-5360-8300 |
ビジターのご参加者の方には、請求書を郵送いたします。
*キャンセルは11/30(FRI) 13:00 までに下記事務局へご連絡をお願い致します。
尚、それ以降のキャンセルは請求書が有効でございますので、よろしくご了解ください
ます様お願い申し上げます。