ReGIS & The Open Group ジョイントフォーラムⅡ
第47回GISフォーラム東京/Open Technical Forum Tokyo 2005-2
"米国防総省・大統領府のTAFIMからオープン グループへ受け継がれた企業向け・官庁向け
共通のオープン アーキテクチャー開発方式標準を目指す「TOGAF」を徹底研究!"
テーマ | 『経営者のためのエンタープライズ・アーキテクチャー』 -- EAとは何か、その成功要因と経営としての価値実現を目指して -- |
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主催 | グローバル情報社会研究所(株) |
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共催 | The Open Group(米国) |
協賛 | グローバルナレッジNetwork(株) |
協賛 | POPKIN SOFTWARE 社(英国) |
日時 | 2005年4月12日(火) |
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第1部 | 13:30--18:20(13:00より受付) |
第2部 | 18:30--20:30(18:10より受付) |
会場 | 東京アメリカンクラブ |
第1部 | 4F Ball Room |
第2部 | 3F |
ご挨拶
経営者の皆様、経営企画・情報企画・システム部門の管理者の皆様。
今回は、いま話題の"アーキテクチャーのオープン標準"をテーマにThe Open Group(米国)とジョイントフォーラムを開催致します。
経営者なら"アーキテクチャー"の重要性が理解できると言われています。なぜならアーキテクチャーは骨格の構造です。これが悪ければ企業も体も長持ちしない。経営は変化します。
変化の中で経営者は"経営の最適化"を求めて最高の真善美を追求! 今回は、"美しい経営システム"を設計するためCEO, CIO, CTO, CAO(Chief Architecture Officer)の方々がそろっての勉強会です。是非一緒に学びましょう!!
激変する経営環境のなかで、変化する経営戦略を実行できるためのオープンでセキュアなITシステム構築が求められています。経営が求めるITシステムアーキテクチャーとは、エンタープライズ全体のビジネスプロセスを最適化するために低コストで性能が良く、いかなるオペレーショナルな変更に対しても、柔軟性・相互運用性が高く、オープンでありながら、安全でスループットをコミットできる、部門間、グループ企業間、パートナー企業間をダイナミックに統合する方式である。どこか一つのメーカーに設計の手法を全て任せれば、その環境内で殆どのインターオペラビリティはOKですが、今でも同じメーカー同士ですら、アプリケーションやシステムの相互運用性や接合に問題のあるケースが無いとは言えないのが現状です。
ましてやメーカーが違いOSやDBアプリケーションのパッケージが違えば多少の変化のためにシステム機能を修正すると、ほぼ全てを最初から書き換えなければならないほどのコンバージェンス・コストがかかるケースが珍しくありません。
マルチベンダーがたとえマルチアプリケーションをバラバラなアーキテクチャーの上に、同じOS、言語、DBで書いたとしても、アーキテクチャーが違えば、これらのプロジェクトを統合しようというのは、どれくらい大変であるか容易に想像することができます。
アーキテクチャーは最上流なのでここで1%違えば最下流では200%の違いになりかねません。
さて、そのアーキテクチャーの統一ですが誰か特定1ベンダーのアーキテクチャーに統一するのでしょうか?それはNOですよね。いや、我が部門は別、我が社は別、我がグループは別?などとクローズな別々のアーキテクチャーで構築すればどうなるのか?其の時点では良いでしょう。
ライブドアや楽天、東京三菱銀行、UFJ銀行、みずほファイナンシャル、三井住友等最近のM&Aや産業構造の転換の例やメーカーの撤退などの状況を考えれば、個別のベンダーの仕組みに組み込まれていることは、むしろ、未来のM&Aなど変化する経営への呪縛を与える背信行為ですらあると言う人もおります。
まさに冗談ではない真剣な話です。これがオープンアーキテクチャー標準の価値です。
その答は、官庁ではFEA+TOGAFで、民間ではTOGAF(The Open Group Architecture Framework)です。皆様の企業でのITアーキテクチャーの現状は如何でしょうか?
多分、胸を張って問題ないとお答えになれる方は一人もいらっしゃらないように思います。
キーポイントは、オープンでセキュアなITシステム設計とそれを実践することです。
このTOGAFは、ITシステムの設計手法のみならず、経営および組織の意思・意図をITシステムに反映させるためのもので、真に経営の設計手法というべきものです。
このTOGAFアーキテクチャー手法の源流は、FEAと同じく1994年頃米国国防総省 C4ISR Task force recommendation のTAFIM(The Architecture Framework for Information Management)であり、95年にオープングループにその民間標準作成を委嘱されて以来10年、2002年テクニカルモデルを完成してバージョン7、2003年ビジネスモデルを組み込んでバージョン8、本年は、モデル手法も追加すべくバージョン9を計画しています。TOGAFはこの1年間で、約4300件ダウンロードされ、この2005年2月、世界で100社を超える企業で260人TOGAFプロフェッショナルアーキテクトとして公式認定、日本でも13社 23名のTOGAFプロフェッショナル アーキテクトが公式認証されました。
オープニングご挨拶は、E-Governmentとアーキテクチャーついてリーダーシップをとられている経済産業省から大臣官房審議官(IT戦略担当) 桜井 俊 氏にお話し頂きます。
メインスピーカーとしては、米国よりWilliam A. Estrem, Ph.D.を招きます。
氏は D. H. Brown Associatesの network computing technologiesの研究員や3MでのIT部門マネージメントの長年の経験を土台にして、セントルイスのSt. トーマス大学の教授・MBAプログラムの技術管理部会長、オープン グループのユーザー代表の役員をされながら自らも昨年、TOGAF8の認証アーキテクトになられ、今年からオープングループのアーキテクチャー部会の部会長として選任され、名実共にTOGAFの推進役になられたばかりである。
日本からユーザーサイドを代表して経済産業省 CIO補佐官の野村 邦彦 氏からE-政府のEA適用事例とその成果についてお話しして頂きます。
パネルディスカッションでは、昨年日本でTOGAFのプロフェッショナル認証第1期生として 認証された23名の代表としてみずほ情報総研(株)の相原慎哉 氏、日本アイ・ビー・エム(株)の荒島 和彦 氏、日本ヒューレット・パッカード(株)の大西 基一郎氏らを迎え、グローバルナレッジNetwork(株)の社長 尾藤 伸一氏、経済産業省の野村邦彦氏も交え、今後のFEA/TOGAFの利用についてのビジョンや挑戦を語っていただきます。
それでは、東京アメリカンクラブにてお待ち申し上げております。 以 上
オープングループ日本代表・会長 CRM Association 理事長
信州大学 大学院 特任教授 / 京都大学・東京電機大学大学院 講師
グローバル情報社会研究所(株) 代表取締役社長 藤枝 純教
GIS FORUM 事務局
TEL:03-5360-8300 FAX:03-5361-3123 E-Mail:forum2@re-gis.com
2005年4月12日(火) |
<第1部> 東京アメリカンクラブ 4F Ball Room |
13:30--13:40 |
オープニング |
13:40--13:50 |
新規会員ご紹介 |
13:50--14:50 |
『欧米eビジネス最新事情(2005年2月--2005年4月)とEAの展望と |
14:50--15:50 |
『Why TOGAF and Values』 |
15:50--16:00 |
休憩 |
16:00--16:20 |
『電子経済産業省構築と最適化計画プロジェクトの進捗』 |
16:20--16:40 |
『エンタープライズアーキテクチャーコンサルテーションの動向』 |
16:40--16:55 |
『POPKIN SOFTWARE社のEAモデリングツール』 |
16:55--18:10 |
【パネルディスカッション:EAアーキテクト大いに語る】 |
18:10--18:20 |
『クロージング 次回ご案内』 |
18:20 |
第1部 終了 |
2005年4月12日(火) 第2部 |
<第2部> 東京アメリカンクラブ 4F Ball Room |
18:30--20:30 |
【GISフォーラムメンバー、OPENメンバーおよびビジター合同 |
第1部 | □ GISメンバー (\5,250) □ OPEN GROUP メンバー(\5,250) □ ビジター (\52,500) |
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第2部 | □ GISメンバー (\6,300) □ OPEN GROUP メンバー(\6,300) □ ビジター (\18,900) |
お申込締切 | 2005年4月7日(THU)まで |
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お申込先 | FAX: 03-5361-3123 e-Mail: forum2@re-gis.com GIS FORUM 事務局 小野まで |
お問合わせ先 | GIS FORUM Office Ritsuko Ono TEL:03-5360-8300 |
ビジターのご参加者の方には、請求書を郵送いたします。
*キャンセルは4/8(FRI) 12:00 までに下記事務局へご連絡をお願い致します。
尚、それ以降のキャンセルは請求書が有効でございますので、よろしくご了解ください
ます様お願い申し上げます。