≪ReGIS & The Open Groupジョイントフォーラム≫
第55回GISフォーラム東京/Open Technical Forum Tokyo 2007-1
テーマ | 『ネット時代のオープン標準とソフト工学:設計から品質保証まで』 |
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主催 | グローバル情報社会研究所(株) |
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日時 | 2007年2月22日(THU) |
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第1部 | 13:30--18:10(13:00より受付) |
第2部 | 18:15--20:15(17:45より受付) |
会場 | 東京アメリカンクラブ |
第1部 | 4F Ball Room |
第2部 | 3F Monticello & Mt. Vernon |
『第55回 GISフォーラム東京』(2月22日開催)は、米国シリコンバレーとボストン、英国はレディング、日本は東京にオフィスを持つ世界最大規模のオープン標準団体、オープン・ グループの日本での2007年キックオフミーティングです。
GIS フォーラムメンバー、オープン・グループメンバー全員集合でオープン標準やソフトウェア工学の経営への役割を議論しませんか!
非メンバーの方々も①"オープン"で"グローバル"なIT標準②IT技術生産性③ソフトの品質向上などに問題意識を持ったIT関連事業の企業経営者・役員・CIOの皆様、または、CTOをはじめプロとしてアーキテクチャや要求設計と品質管理・検証に興味のある企画・アーキテクト・コンサルタント・SI情報システム上級技術者・管理者の皆様、そして、ユーザー企業は、財務担当・経営企画・情報システム管理者・業務改善企画・BPR政策担当役員・管理者の皆様、是非ご出席ください。
オープン・グループは、かつて17年もの間、統合標準化できなかったUnix OSを1995年に統一制覇した標準団体X-OPEN(欧州本社)と、分散コンピューティングでの統一を成功させた標準団体OSF(米国本社)とが合体してできた、ユーザーの目線で"Boundary less Information Flow"を目指しているオープン標準団体です。
その後、Networkコンピュータ、Linux OS、WAP、セキュリティのCDSA、SSO、CORBAなどシステム・インフラ標準の作成・検定・認証に貢献しながら、この数年、TOGAF V.7、V.8での アーキテクチャのオープン標準、TOGAF(全世界で現在2000人弱の認証者)をリリースし、サービスレベル品質認証標準 (例:ITAC<インフォメーションテクノロジーアーキテクト認証>のグローバル認証者、これも2000人弱)を発表し、昨年12月SOAの成熟モデルの発表をもしました。
スピーカーは、オープン・グループCEO社長であるアレン・ブラウン氏で2007年のオープン・グループの展望を発表します。彼はX-OPEN時代から15年以上オープンのGURUであり、私の 10年来のパートナーでこの数年の日本での講演の常連であります。
一方、ソフトウェアの品質保証の問題は、日増しに大きく経営者の注目を集めてきております。米国やヨーロッパでは金融システム、鉄道、航空宇宙産業、自動車システム、そして医療機器システムへと問題が広がっていきました。このところ日本でも金融の統合、証券取引所と証券会社間のトラブル、コンピュータの電池の欠陥や携帯や自動車業界など、トップ経営者のみならず、膨大な金額や生命への危険も含んで、社会の重大な関心事になってきています。
その原因は、パッケージ上でのプログラムのセキュリティホールやプログラムの不具合から きたケースが見つかり、OSや個々のプログラマーの品質の問題にされてしまいがちです。
しかしよく原因を追究すると、
① 安全・完全性の追求の方法論と完全性の証明・確率論つきリスク管理は?
② ソフトウェア工学手法の徹底追及は十分か?
③ ソフトウェアの要求事項の段階から必要十分な条件が正しく定義され、テスト項目も必要十分なスケールを持っているか?
④ SIで統合する別々のサブセットが、それぞれの設計の段階で、同じコンセプトと定義で 表現され設計されていなかったら、何が起きるか?
⑤ 要求事項の諸条件はプロセスの中で過不足なく設計されている証明は?
即ちプログラム作成に入る前の要求設定の最終段階で、機能設計がゴールとしてのリクアイアメントスペックとの100%の対応検証が出来ているのか?
などプロジェクトの問題は山済みで、時間は無くなって、そのままカットオーバーに突っ込んでしまってはいないか、すなわちこれらは、マネジメントや経営の問題になっているのです。
この問題に対して1月29日からのサンディエゴで開催しますオープン・グループ国際会議で、"ソフトウェア品質検証保証イニシアティブグループ(仮称)" が発足される提案が行われ、日本からも、(独)情報処理推進機構(IPA)、トヨタITC、NEC、日産自動車、ベリサーブ、リコー、旭テクネイオンら多くの方が出席されます。
そのサンディエゴ会議に出席できなかった方のために、日本からのプレナリースピーカーであったNEC 特別顧問 川村 敏郎 氏に"NECの次世代Network(NGN)ビジョンとグローバルEコマースへの挑戦"を、同じく講演者だった日産自動車のエンタープライズアーキテクチャー部 川上 隆部長に"日産自動車 グローバルエンタープライズアーキテクチャー"のテーマでお話いただきます。
もう1つのテーマ"ソフトウェア・フォーマル・メソッドとソフトウェアの品質保証"については、IPA/SEC 新谷 勝利 研究員に発表していただき、"Software工学とオープン標準"というテーマでクロージングを兼ねてIPAの鶴保 征城 SECセンター所長にお願いし、最後は質疑応答の予定です。
なお、次回、『第56回 GISフォーラム東京』は、2007年4月10日、"Project マネジメント"をテーマに、日本からJAXA(宇宙航空研究開発機構)の立川 敬二理事長(決定)を迎えて"メガ プロジェクトマネジメント"、米国からは、NCOIC(Network Centric Operation Industry Consortium)のハリー・ラデューゲ理事長(元 米国国防総省DISA長官 交渉中)を迎えた企画を 予定しています。
GISフォーラムとオープン・グループのメンバー各位、またGIS フォーラムコミュニティの皆様、ご多忙中のこととは存じますが、将来のCIO・CTO候補者たち若手をご同伴で、今回2月22日も、次回4月10日もスケジュールに入れてご参加ください。
信州大学 大学院 客員教授 / 京都大学 講師
CRM Association 理事長 / オープン・グループ 日本代表・会長
グローバル情報社会研究所株式会社 代表取締役社長 藤枝 純教
GIS FORUM 事務局
TEL:03-5360-8300 FAX:03-5361-3123 E-Mail:forum2@re-gis.com
2007年2月22日(木) |
<第1部> 東京アメリカンクラブ 4F Ball Room |
13:30--14:20 |
『欧米のeビジネス最新事情とネットセントリック時代のオープン標準の役目』 |
14:20--15:10 |
『The Open Group 2007 Direction』 |
15:10--15:20 |
Q&A |
15:20--16:05 |
『当社の次世代Network(NGN)ビジョンとグローバルEコマースへの挑戦』 |
16:05--16:15 |
休憩 |
16:15--16:45 |
『日産自動車 グローバルエンタープライズアーキテクチャー』 |
16:45--17:15 |
『ソフトウェア形式手法とソフトウェアの品質保証』 |
17:15--17:35 |
『Software工学とオープン標準』 |
17:35--18:05 |
『講演者とご参加者との質疑応答』 |
18:05-18:10 |
『クロージング 次回ご案内』 |
18:10 |
第1部 終了 |
2007年2月22日(木) 第2部 |
<第2部> 東京アメリカンクラブ 3F Monticello & Mt. Vernon |
18:15--20:15 |
【GISフォーラムメンバー、OPENメンバーおよびビジター |
第1部 | □ GISメンバー (\5,250) □ OPEN GROUP メンバー(\5,250) □ ビジター (\52,500) |
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第2部 | □ GISメンバー (\6,300) □ OPEN GROUP メンバー(\6,300) □ ビジター (\18,900) |
お申込締切 | 2007年2月19日(MON)まで |
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お申込先 | FAX: 03-5361-3123 e-Mail: forum2@re-gis.com GIS FORUM 事務局 小野まで |
お問合わせ先 | GIS FORUM Office Ritsuko Ono TEL:03-5360-8300 |
ビジターのご参加者の方には、請求書を郵送いたします。
*キャンセルは2/20(TUE) 13:00 までに下記事務局へご連絡をお願い致します。
尚、それ以降のキャンセルは請求書が有効でございますので、よろしくご了解ください
ます様お願い申し上げます。