テーマ | 『経営革新のためのコンピュータ利用とアーキテクチャーの展望』 |
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主催 | グローバル情報社会研究所(株) |
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共催 | The Open Group(米国) |
協賛 | インテル(株) |
協賛 | 旭エレクトロニクス(株) |
協賛 | NHK Topics会 有志 / JPS会 有志 |
日時 | 2003年9月18日(木) |
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第1部 | 10:00--18:10( 9:30より受付) |
第2部 | 18:20--20:40(18:00より受付) |
会場 | 東京アメリカンクラブ |
第1部 | 4F Ball Room |
第2部 | 4F Ball Room |
情報処理に関心や責任のある経営者、管理者、技術者、官僚、学会や大学研究室の皆様!
9月18日開催の『第38回GIS フォーラム東京』の第1ゲストスピーカーは、IT テクノロジーの規範となってきた"ムーアの法則に限界は来るのか?"をテーマに、コンピュータ業界の巨匠、ボブ エバンス氏(元IBMで33年間技術とシステムの最高峰)を招聘しました。
彼は、インテルのゴードン ムーアさんと同時代を生きたトップのコンピュータ技術研究者であり、IBMではインテルの最大の理解者であった方です。
二人目は、若手の挑戦者代表として、Azul System社 ステファン デゥイット氏を迎えます。
デゥイット氏はCISCO社を経て創業したエッジ・コンピューティングのコバルト社を上場させ、サンマイクロ社に2000億円ほどでM&Aさせた創始者CEOで、サンマイクロ社で当事業のトップとして担当後、いま再び、理想に燃えてベンチャーを創立し新しいハイパフォーマンス・コンピューティングのエバンジェリストとして天下に挑戦しようとしています。
日本からは、『ハイ パフォーマンス・コンピューティング・テクノロジーへの挑戦と展望』と題して、インテル(株)エンタープライズ・ソリューションズグループ統括部長 平野 浩介 氏によるインテル戦略を語ってもらいます。
その後、『ハイ パフォーマンス コンピューティング アプリケーションの世界の動向』(仮題)と題して独立行政法人 産業技術総合研究所グリッド研究センター長であり、(社)情報処理学会HPC研究会 運営委員会 主査でもあるHPCの権威 関口 智嗣氏、インテル(株)マーケティング本部 本部長 町田 栄作 氏、日本アイ・ビー・エム(株)グリッドビジネス事業部 技術理事 関 孝則氏、また、日本電気(株) 執行役員 伊久美 功一 氏、そしてボストンのオープン グループで講演された(株)富士通研究所 取締役 宮澤 君夫氏をパネルに招いて、ベンダー各社の取り組みとユーザのオピニオンをパネルセッションで聞くことが出来ます。
エバンス氏は、世界のコンピュータ開発とITビジネス開発に半世紀を越えてデディケートしてきたIT世界の超大物です。あのIBMのNASAアポロプロジェクトを支えたIBM フェデラルシステム部門、FSDの社長を皮切りに、世界のシステム360・370を作り、衛星通信・SNA・RISCプロセッサーをSDD・SCDの社長として指揮し、1984年IBMを55歳で去るまでIBM 技術陣営で群を抜いたトップを33年間走り続けたのち退社。西海岸に移りシリコンバレーの成長に貢献した西海岸最大のベンチャー向け産業銀行の雄、ハンブレヒト&クエスト社のトップパートナーを皮切りに、ベンチャーキャピタル業界に入り、自らもRISCサーバーの創成期にベンチャーを指揮し、過去10数社のCEOと数十の社外役員を歴任し、今でも2社のCEOを含め、数社の社外役員を務めています。
彼はレーガン大統領から"U.S. National Medal of Technology"を受賞しており、有名Computer 誌で米国のみならず世界コンピュータの歴史50年の中で選ばれた30人のうちの一人であり、中華民国の総督に対して、サイエンス&テクノロジーの最高顧問として10年間ガイダンスを続け、中華民国のチップ製造をはじめITインダストリー構築のメンター的役割を果たし、最後は、VLSI製造会社のCEOとして中華民国に2 年間移住しました。
彼は、大変な日本贔屓であり、日本IBMの1965-75年代、NHK、JPS、JAL、新日鉄、銀行プロジェクトなどに代表される先進的装置システムやリヤルタイムアプリケーション開発・漢字システムの創成期から、70年代のそのネットワーク化・IMSのファストパス化など、日本発のアドバンスド・コンプレックス・システム開発にとってはゴッドファーザーの役割を果たしてくれた、最も大切な日本のシステムの恩人であります。
1984年にIBMをやめましたが、その後も私との師弟関係・友人関係は益々密になり先端技術の開発や企業買収等を通して、計37年間継続しています。この間、困難なプロジェクトに立ち向かう時、必ずといっていいほどボブ エバンス氏を訪ね、卓抜した先見性とプロジェクトの経験・英知と人脈で指導いただけたのは幸せでした。
今回のテーマ、ハイパフォーマンス コンピューティングは何のために存在するのか?
それはアプリケーションのためです。新しいアプリケーションの前には、新しいビジネスプロセスのイノベーションが必然です。1965-75年代の日本には、前述の超大型コンピューティング プロジェクトがあり、日本の80年代の世界に向けたリーダシップの土台を作ったのです。
この革新的ITインフラへの経営者の挑戦が、いまの日本に必要ではないでしょうか?
さて、メンバーの皆様、貴方は、何を如何することによって、経営革新をしたいのですか?この問題への糸口を是非ボブやステファン、 JPSやNHKの創世期の先輩たちから学んでください。
第二部には、ボブ エバンスと共にプロジェクトに参画したJPSやNHKのTOPICSの創生 メンバーを交えてプロジェクトを振り返り、ボブに感謝すると共に、新旧プロジェクトメンバーのコミュニケーションの会を企画しています。
経営革新とITに挑戦したい皆様をアメリカンクラブで心よりお待ちしています。 以 上
信州大学 大学院 特任教授 / 京都大学 講師
CRM協議会 理事長 / オープン・グループ 日本代表・会長
グローバル情報社会研究所株式会社 代表取締役社長 藤枝 純教
GIS FORUM 事務局
TEL:044-201-5210 FAX:044-246-9856 E-Mail:forum@re-gis.com
◇ 出展協賛会社による展示・実演を同会場にて開催
2003年9月18日(木) |
<第1部> アメリカンクラブ 4F Ball Room |
10:00--10:10 |
オープニング |
10:10--11:10 |
『欧米eビジネス最新事情(2003年7月--2003年9月)』 |
11:10--12:10 |
『ムーアの法則の限界とその後』 |
12:10--13:30 |
昼 食(3Fにて皆様にご昼食をご用意しております。) |
13:30--14:30 |
『アプリケーションからコンピュータパワーの制限を解き放って』 |
14:30--15:15 |
『ハイ パフォーマンス コンピューティング テクノロジーへの |
15:15--15:35 |
休憩 |
15:35--16:15 |
『ハイ パフォーマンス コンピューティング アプリケーションの |
16:15--18:00 |
【パネルディスカッション】 |
18:00--18:10 |
『クロージング 次回ご案内』 |
18:10 |
第1部 終了 |
2003年9月18日(木) 第2部 |
<第2部> アメリカンクラブ 4F Ball Room |
18:20--20:40 |
【GISフォーラムメンバー&ビジターコミュニケーションフォーラム】 |
第1部 | □ GISメンバー (\5,250) □ OPEN GROUP メンバー(\5,250) □ ビジター (\52,500) |
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第2部 | □ GISメンバー (\6,300) □ OPEN GROUP メンバー(\6,300) □ ビジター (\18,900) |
お申込締切 | 2003年9月11日(木)まで |
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お申込先 | FAX: 03-5361-3123 e-Mail: forum2@re-gis.com GIS FORUM 事務局 小野まで |
お問合わせ先 | GIS FORUM Office Ritsuko Ono TEL:03-5360-8300 |
ビジターのご参加者の方には、請求書を郵送いたします。
*キャンセルは9/12 (FRI) 13:00 までに下記事務局へご連絡をお願い致します。
尚、それ以降のキャンセルは請求書が有効でございますので、よろしくご了解ください
ます様お願い申し上げます。